友と山に登った

舗装もされておらず
獣道の様な場所を
汗水たらして
必死に登った

友はいつからか
私の後方に
見えなくなった

私は水を飲むのも忘れ
只ひたすらに登り

頂上で愕然とした

何もない
別の山々に邪魔をされ
広がる世界もない
この頂点

何のために登ったのだろう

友が1時間ほど遅れて
現れた
苦笑いをしながら指差すと
友は笑った

友の水筒は半分ほどになっていた
握り飯も美味かったと
笑っていた

2017/01/21
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