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春夏秋冬

いろめきて
はごろもまとう
よいごころ

さけのしずくの
かわくまもなく

くみだせば
ほたるのごとき
ともしびの

あすをもしれぬ
わがこころかな

うつりゆく
もみぢのにわの
ゆうぐれに

しずこころなく
ゆめのちるらん

わびしさに
ひとりみのうえ
たつにわの

ころもはおりて
ゆきをめでたし

2018/04/25
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別れ原

淀みなく
のどけき原に
湧く水の
先の流れは
彼の地哉
此の地哉
境目をして
行き来する
子等の湧く声
いと愛おしく

2018/04/24

呑兵衛の独り言

そりゃぁね
気を遣う事もあらぁさ
自分じゃない 他人なんだからね
自分とは違う人生を
歩んできた人なんだから
自分と違う景色が見えていたって
全く以っておかしいわけじゃないのよ
だからってさぁ
相手に気を遣ってもらうのも
居心地悪いのさぁ

本音で話したいさ、そりゃぁね
上っ面ばかりの会話なんざ
掠れた声で笑うしかない
わぁってるよ、わぁってる
辛かったことも
悲しかったことも
あんたにゃぁ沢山有ったろうさ
だから、こうやって聞いているんだろう?
おいらの話は他所に置いてさ

あんたの話は泣けるよ
おいらだって泣いちまったよ
嗚呼、自分だけじゃないんだなってさ
惨めな気持ちに為り乍らさ
これから頑張ろうってさぁ

頑張るって何をだい
まだ、頑張ろうって思えるだけ
救いがあるってさ
そいつは口に出さないけどよ
肩をぽんぽん叩いたら
泣きべそ搔いたまま
トイレに行きやがった

そうさ
また戻って来たときにゃ
あんたは笑顔になっている
作り笑いでも良い
それでいいんだ

真昼の月

真昼の月を見つけましょう
青い空に縫い付けた
透き通る月を見つけましょう
背を伸ばしては微かなる
銀の糸を紡ぎましょう
からころからころ紡ぎましょう

紡いだ糸をどうしましょう
小鳥の囀り 窓の色
朝露光る蜘蛛の糸
あの娘の自慢の黒髪と
取り換えっこもよいでしょう


2018/04/13

「心」という字を左手に乗せ
じっと見つめる我が心

草の冠 戴けば
強くあろうと願うもの

下に心を携えて
気持ちに素直に為れぬもの

真心という楔打ち
絆で縛る永遠と

「心」という字を握りしめ
真直ぐに見る我が道を

2018/04/09

月夜

泣く子の宵は長くとも
共に歩めば眠り道
声をあげれば楽なれど
押し殺して泣く一人道

そんな月夜を歩む君
両の肩は寒々し
その肩に手をかけたくも
届かなき距離 言葉なく

空を見上げて呟くは
私の声か 風の音か
君の耳には届かない
月も涙を溢すでしょうか
月も涙を溢すでしょうか

2018/04/04

循環

水流に任せて
循環する
心と心の
和とは
揺らめく光に似て
脆くとも
儚くとも
強くあれ

2018/04/02
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